熱帯魚と水草のアクアリウムプロショップ DREAM THEATER   更新日:  

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レイアウトと魚の選択

ネイチャーアクアリウムでは、レイアウトはあくまでも舞台であり、主役はそこに泳ぐ魚だと言われています。水槽に入れる魚の選択は、最終的には個人の好みの問題になるのですが、レイアウトによって魚が引き立つ組み合わせがあります。例えば、空間を広く取った石組レイアウトなどでは、力ージナル・テトラのような群れて流れるように泳ぐ流線形の魚がマッチします。

また、背景に有茎草などが密生したレイアウトでは、レッドファン卜ム・テトラのような体高のある魚や、ひらひらと泳ぐグッピーのような魚がマッチします。流木などを配し水草が密生した水槽では、基本的にあまり大きくなります魚は適しません。大きくてもディスカスくらいのサイズまでですが、それでも長期間状態よく育てるには180cm 水槽以上の大型水槽が必要です。

さらにアルタム・エンゼルなどエンゼルフィッシュの仲聞の場合、水深の十分にある大型水槽でないと、ヒレを長く伸ばした本来の美しさを引き出すことはできません。ただし、大型水槽だからといって、大きな魚を泳がせる必然性はありません。逆に、大型水槽に小さな魚をたくさん泳がせても、見ごたえのある水槽になります。

なお、 60cm 水槽以下の小型水槽では、小さめの魚を泳がせたほうが、水槽の中が広く見えます。


混泳する場合の組み合わせ

ネイチャーアクアリウムに泳ぐ魚の種類は、一つのレイアウトにつき必ず一種類と決まっているわけではありません。複数の種類を泳がせる混泳も楽しいものです。混泳させる場合のポイン卜としては、魚の遊泳層と体形を考慮して種類を選ぶということがあります。魚には、生態によって表層を泳ぐ魚や底層を泳ぐ魚、その中間の中層を泳ぐ魚などがいます。また、細長い流線形から体高の高い形まで、さまざまな体形の魚がいます。

これらの中から、数種類をバランスよく選び、組み合わせることになります。特に産地にこだわる必要はありませんが、南米産の熱帯魚は種類も豊富でバリエーションに富む上、イメージが合いやすく違和感がありません。実際、アマゾンのネグロ川支流などでは、表層から底層まで、たくさんの種類の魚が共存しています。

組み合わせる種類数は、遊泳層や体形の異なり3種類を基本として、5や7など奇数の種類で組み合わせるとまとまりがよいようです。中層を泳ぐ小型カラシンなどは群泳しない
と見栄えがしませんので、10匹単位である程度まとまった数を入れるようにします。逆に、中型のドワーフ・シクリッドなどは、数が少なくても十分存在感があるので、ぺア単位で水槽に入れるとよいでしょう。


遊泳空間の確保

水草レイアウトは、水草の密生した部分と空間によって構成されます。空間は魚が遊泳するスペースとしても機能しますが、水草が生長してくると、この空聞が水草で埋まってしまいます。特に60cm水槽以下の小型水槽では、空聞が狭いためすぐに水草で、埋まってしいます。空間が広いうちは魚も比較的広範囲に動き回りますが、空聞が狭くなってくると魚の移動範囲も狭まり、ついには動き回れなくなってずっと閉じ場所にいることになります。魚が水槽の一カ所でじっとしている状態は、普通に考えれば不自然なことであり、見ていでもあまり楽しいものではありません 。

また、水草の密生した場所に魚が入り込むと、水槽と水草の聞に挟まって動けなくなったり、ヤマトヌマ工ビに捕食されることもあります。水草のトリミングは、単にレイアウトの美しさを維持するだけでなく、魚の遊泳空間を確保する意味でも重要なのです。空間というと、凸型構図では水槽の左右上方、凹型構図では水槽の中央上方に設けられる空間がまず思い浮かびますが、魚の遊泳空間としてはそれだけでなく前景部分の上に広がる空聞が重要になります。背景の水草が前景部分の上に迫り出して、空間を圧迫しないようにトリミングを行う必要があります。


魚を水槽に入れる際の注意点

魚を健康に飼育するには、水槽の水質が重要になります。ろ過槽を新しくセッ卜した場合、セットから 2〜3週間は生物ろ過が十分に機能してないため、亜硝酸が高濃度で検出されることがあります。亜硝酸は魚などに対する毒性が強いので、魚は少なくても亜硝酸が検出されなくなってから水槽に入れるようにします。

水槽に魚を入れる際にも、観賞魚店の販売水槽の水質と魚を入れようとする水槽の水質が大きく異なりますと、魚に悪影響がある。特に pHの違いは魚への影響力が大きく、 pH が急変すると魚は目や体表の粘膜が白く変色し、 pH ショックと呼ばれる状態になります。そのため、水槽に魚を入れる場合には、水槽にビニール袋ごと浮かべる温度合わせのほかに、袋の水と水槽の pH を確認し、水合わせも丁寧に行うようにします。

また、購入した直後の魚は、網ですくわれた際に体表が傷んでいることがあるので、水槽にリオベースを添加してトリートメントするとよいでしょう。特に、移動直後に病原菌に感染しやすいラスボラの仲間の場合は、フィトンギットやマラカイ卜Kなど殺菌効果のある添加剤も有効です。この場合、水量 50mlに対して、マラカイ卜K1本、フィトンギッ卜5ml が添加の目安になります。


魚の健康管理

状態のよい水草レイアウ卜の中で魚を飼育していると魚も病気になりにくいのですが、急に水温が低下したり、生物的ろ過の調子が悪くなりますと、魚に病気が発生することがあります。特に、水温が低下し始める秋口にヒーターの電源を入れるのを忘れたり、冬場に換水を行った際に冷たい水を入れて水温が急に低下すると、白点病などが発生しやすくなります。白点病の場合は、水草レイアウトの中でも、水温を発病時の水温から 3 ℃ほど上昇させ、マラカイ卜Kを 2〜3日連続して添加することで対応できます。

しかし、白点病以外の病気で魚病薬を添加する必要がある場合は、魚を水草水槽から出して治療を行う必要があります。魚病薬は、水草や微生物に悪影響を与えることがあるのだ。特に、成分に塩化ナトリウムを含むものは、水草への悪影響があります。また、硫酸銅やホルムアルデヒドなどは特に毒性が強く、わずかな量でも微生物が死滅する恐れがある。水草レイアウトから病気の魚を抜く場合には、観賞魚用のネッ卜を二つ使って、片方のネッ卜でもう片方のネットに追い込むようにすると抜きやすくなります。

なお、殺菌効果のある添加液フィトンギッ卜は細菌性の病気を発生しにくくする働きが期待できます。


魚への給餌

魚を飼育する上で、餌を与えることは欠かせません。自然界では、ほかの魚を食べる肉食魚を別にすると、魚は動物プランクトンや小型の水生動物、藻類や水生植物などを餌としています。ネイチャーアクアリウムでは、若干の動物フランクトンが発生したり、主に藻類を食べる魚もいますが、基本的には人工飼料のフィッシュフードAPを与えます。フィッシュフードAPを与える場合は、魚たちがすぐに食べ切れる量を何回かに分けて与えると、残餌が少なく水も汚れにくくなります 。理想的な人工飼料は、中間浮力で水中を浮遊する餌ですが、実際には水槽に入れた直後は水面に浮いていて、しばらくすると底まで沈むものが多い 。多くの魚は水面に浮いた状態の餌を食べますが、底近くを泳ぐ魚は沈んだ餌しか食べないことが多いため、この生態を利用して、大型水槽でディスカスを飼育する場合などには、コリドラスを一緒に飼育することで底に沈んだ残餌を食べさせることもあります。また、主に藻類を食べるヤマトヌマエビも、底に沈んだ残餌を処理してくれます。フィッシュフードAPは、手で直接与えるより、 APグラスを使って与えることをおすすめします。 魚のためにも餌は清潔な状態で与えたほうがよいでしょう。


レイアウトの記録

ネイチャーアクアリウムなど水草レイアウトの場合、生き物が対象なので、その状態は常に変化していると言っても過言ではありません。ただし、変化が連続的であるため、毎日頻繁に見ていると気付きにくいこともあります。また、水草レイアウトは水草が生長することで美しくなっていきますが、その中でも特に水草の健康状態や構図のバランスがよく、最も美しく感じられる時期があります。その時期を過ぎると有茎草などは伸びすぎてしまうので、一度トリミングを行って、再び美しくなります時期を待たなければなりません。

適切な管理を行えば、レイアウトをきれいに保つことはできますが、完壁に美しい状態はそれほど長くは続かないことが多く、そのため、レイアウトが最も美しくなったと感じたら、写真に撮って記録しておくことをおすすめいたします。同じレイアウトを何回も撮影すると、レイアウトの記録となり、変化の様子もわかりやすいので、このようなレイアウトの記録写真からは、水草ごとの生長速度の違いやトリミングに対する強さ、構図や配色の善し悪しなどがわかり、次にレイアウトをつくる時の参考になります。また、レイアウトの写真を友人に見せたり、「世界水草レイアウトコンテスト」に参加するのも楽しいものですね。



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