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換水の重要性

ネイチャーアクアリウムでは、水槽の水を新しい水に換えることを換水と呼ぶ。自然河川では、水の流れによって水草の生長に必要な物質が常に運ばれてくる。また、水の流れによって水草の表面の汚れが取り除かれ、美しい状態を維持できるのだ。湖沼などの止水域でも、周囲に降った雨が小川となって流れ込み、川となって流れ出ていることが多い。水草の自生している水域で、水の流入・流出のまったくない水域はほとんどないと言ってもいいだろう。

ネイチャーアクアリウムでは、外部式フィルターで水を循環・浄化し、CO2や栄養素の添加で水草の生長に必要な物質を供給しているが、しだいに汚れが蓄積するため定期的な換水が必要になる。ネイチャーアクアリウムでの換水の目的としては、水槽に蓄積した硝酸やリン酸の除去、流木などに由来する黄ばみの除去、藻類の除去などがある。また、余計なものを除去するだけでなく、新しい水を入れることで水草が刺激され光合成が活発になるというメリットもある。

夏場であれば、換水を行うことで上昇した水温を低下させることもできる。このようなメリットのある換水だが必要以上に行う必要はない。水質に注意して適切な換水を心掛けよう。

水槽に注ぐ水

換水の際、水槽に新たに入れる水は水道水を使うのが一般的だ。ただし、水道水には水槽に必要のない残留塩素や重金属が含まれている。残留塩素は水道水の殺菌・消毒のために加えられたもので、人間の場合はそのまま飲んでも特に害のない濃度になっているが、水槽の魚や微生物には有害なものである。

浄水場で加えられた塩素は家庭の蛇口から出るまでの間に大部分が抜けるとされるが、水温が低い冬季には塩素が抜けにくく、蛇口から出た水道水の残留塩素濃度も高くなる。残留塩素は、水道水をバケツなどに入れて1日ほど放置しておけば自然に抜けるが、すぐに換水を行いたい場合や頻繁こ換水を行う場合などにはこの方法は適さない。短時間で残留塩素を無害化するには、クロルオフなどの残留塩素除去剤を添加するのが一般的だ。

また、重金属も人間の健康に害を及ぼすほどの量が含まれているわけではないが、水中で生活する魚や水草などは極微量でも影響を受ける可能性がある。重金属を無害化するには、リオベースなどのコンディショナーを添加する。また、入荷直後でストレスを受けている魚を落ち着かせるため、換水の際にピタミックスやブラックウォーターを添加する場合もある。


換水と水質

換水は、水が黄ばんだ場合や藻類が発生した場合など、目に見える汚れを取り除くことが目的の場合もあるが、硝酸やリン酸など日に見えない汚れを取り除く目的で行うことも多い。目に見えない水槽の汚れは、水質を測定することで確認できる。換水によって水槽の水質は変化するが、一度に大量の換水を行うと水質が急変し、魚やろ過槽内のバクテリアがダメージを受けることがある。

特に、長期間換水を行っていなかった水槽で急に大量の換水を行った場合、pHが急変して魚が死亡することもある。換水は、基本的に1回の量を少なくしてこまめに行ったほうが水質の変化も小さく、魚やバクテリアに与えるダメージも小さくて済む。底床から栄養素が洗出しやすい水槽セット初期には、余分な窒素分やリン酸を取り除くために2〜3日に1回、1/2程度の換水を行ったほうが藻類の発生も少なくなるが、水槽をセットしてから1ヶ月以上経過して水槽の状態が安定してきたら、換水のペースを1週間に1回、1/3程度にするというように換水のペースや量は、だんだん少なくなるのが普通である。

ただし、換水による水質の急変を防ぐという意味からも、少なくても月に2〜3回の換水をおすすめする。


水草のトリミング

水草が生長するに従って、水槽の空間がしだいに埋まってくる。そこで、適切な時期に生長しすぎた水草をカットしレイアウトのバランスを維持する必要がある。トリミングが最も重要になる水草は、有茎草である。有茎草は、密生させて茂みをつくることで美しさが倍増する。

しかし、茎が2〜3本飛び出した状態や、茎が伸びすぎて水面でオーバーハングした状態は美しいものではない。美しい茂みの状態を維持するために、トリミンクを繰り返す必要があるのだ。有茎草の場合はトリミングを繰り返すことになるが、2回目以降は前回カットしたところの少し上でカットするようにすると、茎が分岐して葉が密になりやすい。エキノドルス・テネルスなど、ランナーで殖えて葉が密生するタイプの水草は、過密になって状態が悪くなる前に、ランナーを切って適度に間引くようする。

じゅうたん状に広がったグロッソスティグマの場合は、重なった下のほうのランナーを残し、上の部分をカットするようにすると、新しい小さめの葉が出て、美しい状態を長く雑婚することができる。なお、水草のトリミングは、それぞれの方法に適したトリミング専用のハサミを使うとやりやすく失敗が少ない。


水草の植え替え

ネイチャーアクアリウムでは、基本的にトリミングで水草を維持し、頻繁な水草の植え替えは行わない。水草を健康に育てるためには根の状態が重要であり、植え替えを行うと、どうしても水草の根が傷むためである。したがって、ネイチャーアクアリウムで植え替えを行うのは有茎草の茎が老朽化してトリミングで維持できなくなった場合や、前景の水草を生かしてレイアウトをリメイクする場合などに限られる。

レイアウトの前景に植栽する水草には、ヨーロピアン・クローバーやコブラグラスなど、生えそろうのに時間が掛かる反面、長期間維持できるものがある。これらの水草がきれいに生えそろったレイアウトでは、背景の水草を植え替えてリメイクすることもある。水草を植え替える際の問題点として、ネイチャーアクアリウムの底床では、水草を抜くと底床の一番下にあるべきパワーサンドが、底床の表面に露出してしまうことがある。

パワーサンドが露出すると見苦しいだけでなく藻類が付着しやすいので、露出したパワーサンドの上から新たにアクアソイルなどの底床素材を被せて、底床を整えるようにする。水の濁りを防ぐため、この作業はできるだけ水槽から水を放いて行うとよい。



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