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第2回、リミア属の楽しみ方

1:リミア属の概要

リミア属 (Limia属)と聞いてなかなかピンとくる方は少ないのではないでしょうか?

リミア属とはポエキリア属に非常に近縁(統合されるかも・・・)な卵胎生メダカの一グループです。実は昔からリミア・ビッタータやリミア・ニグロファスキアータなどの種類がポツポツと輸入されてはいたのですが一般的とは言い難く一部の熱心な愛好家が飼育している程度でした。

彼らの生息地はドミニカやキューバ、ハイチ、ジャマイカなどの中米の国々で生息環境も川、湖沼、汽水域など多岐に渡ります。体長や体型なども種により様々で、最小はLimia caymanensisの3cm前後から最大はLimia vittataのメス10cm前後までと非常にバラエティに富んでいます。最近ではメタリックブルーとオレンジフィンが美しいLimia tridensや全身が青いダイヤモンドのように輝くLimia perugiaeなども愛好家の方々の努力によりたまに入手する機会があります。その機会を逃さず入手しておきたい所です。


2:飼育について

飼育についてはポエキリア属とほぼ同じで構わないのですが、特に気を使ってやらねばならないのは極力大磯砂のような砂利系の底床素材で飼育してやりたいと言う事です。

ADAから販売されているサラワクサンドアクアセラミックシリーズ、ブライトサンドなどもオススメです。普通に観賞を楽しむだけならばソイルの底床素材でも大きな問題は無いのですが飼育・維持するとなると話は変わってきます。ソイルのみの水槽で飼育・維持していると代を重ねるごとに体長は小さくなり、背肉も落ちてしまいます。硬度の問題などもあるのでしょうが目には見えない何かがあるのかもしれません。

元々リミア属は近親交配にポエキリア属よりも弱いという印象を受けます。親の選択を間違えると2代目から影響が出てくるので注意が必要です。またポエキリア属と同様に植物質を非常に好みますが水草を食害する事はありませんので是非とも水草が繁茂した環境で飼育してやりたいものです。彼らの持つメタリックな色彩はやはり透明感溢れる容量の大きな水槽、できればウィルドグラスシリーズなどのオールガラス水槽にメタルハライドランプなどの高光量、その下で育った美しい水草達の中でこそ最大限に発揮されます。そのような環境下ではリミア属は息を呑むほどのメタリックな色彩を見せてくれます。

この飼い方を贅沢だと思うか否かで「その魚本来の姿」を見る事ができるかできないかが決まってしまうでしょう。その姿はみなさんを惹きつけるだけの魅力に溢れているのです。


3:混泳について

リミア属のめだか達は他の魚種に対しては非常に大人しく攻撃を仕掛ける事はまずありません。ただ、同種間ではオス同士が激しく争い、場合によっては弱い固体が衰弱死する事もあります。

オス同士が争う際のフィンスプレッティングは見事の一言に尽き、特にニグロファスキアータやペルギアエのその姿は神々しくさえもあります。ですが個体間の力が拮抗していると言う事が最低条件だと言う事を忘れないでください。

複数を同じ水槽で飼育する場合は水槽のスペースを大きくするのは勿論の事、隠れ家となる水草をふんだんに植えるのも忘れないでください。

早瀬 新平:箸

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