熱帯魚と水草のアクアリウムプロショップ DREAM THEATER   更新日:  

HOME  ショッピング  会員登録  注文確認  ポイント照会  会員情報変更  会員削除  パスワード再発行  販売法に基づく表記 

HOME > HowTo > ライティングについて

かごの中を見る
全商品
特価商品
今週のお勧め商品
タイムサービス
アピストグラマ
その他小型シクリッド
南米産カラシン
アフリカンカラシン
ワイルドベタ
リコリスグーラミィ
その他・ラビリンス
小型熱帯コイ科(アジア産)
小型熱帯コイ科(アフリカ産)
コリドラス
アスピドラス他
プレコ
ロリカリア
オトシンその他
レインボーフィッシュ
ローチ
卵生・卵胎生メダカ
エンゼルフィッシュその他
国産グッピー
エビ・貝
水草
エキノドルス
クリプトコリネ
アヌビアス・シダ
南米産水草(ホシ草)
南米産水草(その他)
アジア産水草(ホシ草)
アジア産水草(その他)
その他・一般種
ビオトープ・スイレン
水槽関連
水槽
セット水槽
水槽フタ
キャビネット(水槽台)
その他・パーツ
照明器具
観賞魚用照明
メタルハライド
交換球
アクセサリー・パーツ
底床関連
ソイル・砂利・その他
その他関連用品
フィルター関連
上部フィルター
外掛式フィルター
外部フィルター
底面フィルター
水中フィルター
スポンジフィルター
その他・パーツ
ろ過材・その他
ろ過材
ろ過マット
その他
エアレーション関連
エアポンプ
ブロアー
その他・パーツ
水質・水温管理
ヒーター・サーモスタット
水温計・湿度計
水質調整剤・水質試験用品
その他
生体飼育関連
フィッシュフード
魚のメンテナンス
その他
水草育成関連
CO2システム
水草用栄養剤
その他
アクセサリ・その他
流木・レイアウトストーン
アクセサリ
メンテナンス用品
便利グッズ
その他
書籍
 
ネイチャーアクアリウムの照明

水槽で水草を育てるためには、照明が不可欠である。「C02添加」でも述べたが、水草は水中で光合成を行って生長する。光合成には、光が不可欠なのは言うまでもないことだ。自然の光源は太陽であることは間違いのない事実だが、水槽で水草を育てる場合の光として、太陽光緑は必ずしも適切ではない。

経験上、一日のうちわずかでも直射日光が差し込む水槽は、藻類が発生しやすいのである。さらに、水がグリーンウォーターになることもある。これは、直射日光の照度が絶対的に高いということもあるが、それだけではなく光の色温度も関係しているらしいのである。室内に設置した水槽に直射日光が差し込むのは、主に朝日や夕日である。

色温度について詳しくは後述するが、この時の光の色温度は低く赤の波長を多く含んでいる。この色温度の低い光が、藻類の増殖を促している可能性があるのだ。この点を考慮すると、水槽で水草を育てるには、人工の照明が適しているということになる。ネイチャーアクアリウムの照明を選ぶ際のポイントとしては、単に明るさ(照度)だけでなく、水草が健康に美しく育ち、かつ水草や魚を含む水槽の申全体が美しく自然に見えることがあげられる。

光の波長と色温度

太陽の光をプリズムに通して映すと、赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の、俗に「七色の虹」と呼ばれる状態に別れて見えるむ昼間の太陽の光は、特に色の付いていない白色光に見えるが、実際には波長の異なる(色の異なる)光が混ざっているのである。これは人間が視覚的に感じることができる可視光線だけであるが、赤い光の外側には赤外線、紫の光の外側には紫外線という目に見えない光も含まれている。

蛍光灯などの人工照明の場合、主に光の三原色と呼ばれる赤・緑・青の光を混ぜて、白色光としている。この光の三原色の割合の速いにより、発色も変わってくる。どれだけ自然光に近い発色になっているかを演色性と言い、より自然光に近いものを「演色性が高い光」とする。一般に、植物は主に赤い光を光合成に利用しているとされるが、それに次いで苦い光も光合成に用いられている。実は、植物に赤い光だけを照射した場合、量が徒長してしまい美しい状態にはならないのだ。

看い光を当てると、茎や葉がしっかりとした状態に育つ。また、水中では赤い光は急速に減衰してしまい、青い光はよく透過する。そのため、水中の植物は主に青い光を利用して光合成を行っていると考えられるのである。

色温度と水槽の見え方

色温度は、光がどのような色合いに見えるかを示ず目安で、赤みが強い光ほど色温度が低く、青みが強い光ほど色温度が高いとされるい。色温度は絶対温度の単位であるケルビン(K)で表す。例えば、色温度が5,000K以下の光は黄白色から黄に近い色合いであり、色温度が10,000K以上の光は青白色から青に近い色合いである。水槽を照らす光としては、5,000K前後の光では水草が黄色みを帯びて不健康に見え、10,000K前後になると水草が青みを帯びて人工的に見える。

このようにして、水中で水草が自然に見える色温度を探していくと、7,000〜8,000Kという色温度に落ち着く。この色温度を持つ水草育成用ランプがNAランプである。この色温度の照明は空気中ではやや青白く感じられるが、水中では水の透明感が増し、水草の線も爽やかに再現される。

また、陸上植物育成用とされる赤い光を発するランプに比べて、青い光が豊富に含まれているため、水草の光合成も活発になり、美しく育つことが確認されている。色温度が高くなると演色性や赤の発色が悪くなると考えがちだが、NAランプは演色性も高いため、赤系の水草や魚の発色も良好で、水槽全体が明るく自然に見える。


蛍光灯とメタルハライドランプ

主な水槽用の照明としては、蛍光灯とメタルハライドランプがある。ネイチャーアクアリウムでは、蛍光灯はNAランプ15〜40W、メタルハライドランプはNAランプMH-150Wが使用されている。

蛍光灯とメタルハライドランプでは、照明器具もまったく異なり、蛍光灯の場合は主にグリーングロウ/604・903が、メタルハライドランプの場合は主にNOVAU150Wが使用される。蛍光灯用のグリーングロウは、水槽の上に載せるタイプの照明器具で水槽の上部を覆うように設置する。そのため、水槽全体をまんべんなく照らすことができ、光が軟らかく広がる蛍光灯の特徴と相まって、レイアウトに陰影ができにくい。

そのため、水中で有茎草など一般的な水草を育成する場合に適している。それに対してメタルハライドランプ用のNOVAUは、つり下げ式で水槽の上部がオープンになるのが最大の特徴である。この特徴によって、流木や水草の水上葉が水面から突き出したオープンをつくることができる。

なお、NAランプMH-150Wからは可視光線以外に紫外線も出ている。紫外線は保護ガラスと水で減衰するため水中の生物への影響はないが、水上葉を肉厚で丈夫に育てるために役立っている。


照明の強さと照明時間

水草には、明るい照明でよく育つ陽生水草と、多少暗めの照明でも生育が可能な陰生水草とがある。代表的な陽生水草としてはリシアや多くの有茎草があり、陰生水草の代表としてはクリプトコリネの仲間やシダ植物がある。陽生水草と陰生水草は、当然のことながら最適な光条件が異なる。

陽生水草を育成する場合、60cm水槽でNAランプ20Wを4灯、90cm水槽で32Wを6灯が健康に育つ目安となる。逆に陰生水草だけを育成する場合には、60cm水槽で20Wを2灯、90cm水槽で32Wを3灯で十分である。ただし、実際には陽生水草と陰生水草を一箱の水槽に植栽する場合も多く、その場合の照明は陽生水草に合わせるようにして、陰生水草は流木の陰など多少暗めの場所に植栽するとよい。

また、水草が自生する自然の河川や湖沼では、岸の樹木などに遮られるため、実際に水中に光が差し込むのは正午前後の数時間程度に限られている。そのため、照明時間は必要以上に長くする必要はないが、1日8〜10時間程度が、経験的に水草が健康に美しく育つ照明時間と言える。

照明は毎日洩則正しい時間に点灯・消灯することが大切であり、CO2添加と共にタイマーで管理するのが理想的である。



| 戻る | | 栄養素の添加へ |

Copyright(c).2002 AQUARIUM DREAM THEATER
掲載の文章及びレイアウト、イラスト画像の著作権はADA及びDREAM THEATERにあります。
無断転載及び無断使用を禁止いたします。

SHOPについて| MAP | 通販法に基づく掲示 | お買い物の仕方 | お支払い方法 | 発送方法 | 送料について |
検索で商品を探そうよくあるご質問HowTo店長の日記アクアリウム投票
アンケート・プレゼントおすすめリンクお客様の声お問い合わせヘルプ

Copyright c 2003 AQUARIUM DREAM THEATER. All Rights Reserved.
for inqures and comments, email info@aqua-shopping.net