熱帯魚と水草のアクアリウムプロショップ DREAM THEATER | 更新日: |
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1、ホシクサの概要 |
ホシクサ科(Eriocaulaceae)は世界中に約1200種類ほど存在する大きな植物のグループです。実はみなさんも良く知っているツユクサに近い仲間なのです。一般的にホシクサというのは、ホシクサ科のホシクサ属(Eriocaulon)を指す事が多いようです。 その他にもブラジル南部に局所的に分布するBlastcaulon属、アメリカのみに分布するといわれているLachnocaulon属、ブラジル中心に分布するLeiothrix属、ホシクサ科でも種類数が多いPaepalanthus属、スターレンジが含まれる可能性が示唆されるTonina属など約13属が存在していると考えらます。 現在日本に輸入されて育成・観賞が楽しまれているホシクサ科の植物はEriocaulaceaeの中のほんの一握りに過ぎません。またせっかく輸入されても着状態が悪かったり維持できなかったりと消えてしまった種類も少なくありません。手に入れたらじっくりと育てて維持していきたいものです。 |
2、育成について | |||||||
トニナsp(Eriocaulaceae sp.)が登場した事によってアクアリストに認知され育成の技術も飛躍的に高まったのですが現在で
さて、植物を育成するのには光が必要になってきます。ホシクサ科の植物は総じて高光量を要求するものが多く60cmレギュラー水槽に対して最低限20型18W蛍光灯2本、理想を言えば3本〜4本分の光量が必要になってきます。多数のメーカーから様々なライトが販売されているので色々と調べてみると良いでしょう。証明時間は一日10時間前後で概ねは問題ありません。 次に必要になってくるのはCo2ですがこれも多数のメーカーから様々な添加器具が販売されています。ここではっきりさせておきたいのは高圧ボンベを用いた強制添加式を選択する事です。発酵式やプッシュ式などもありますが効率は悪くホシクサの良好な生育はまず望めません。少し値段は高いと思っても長い目で見れば高圧ボンベの方が圧倒的にコストパフォーマンスに優れているのです。気になる添加量ですがこれは一概に言えません。光量が多ければCo2の消費量も増えますし、少なければ減ります。添加量は育成していく中で感覚的に把握できるようになります。どうしても不安な方は最初に極微量添加してみて様子を見ながら添加量を増やしていくと良いでしょう。一般的な使い方をしていれば小型ボンベ(70g)で20〜30日添加することができます。
次に原因がよく判らないのに生長が芳しくない場合ですが大概は小さな貝類の発生などによる硬度の上昇が原因です。テトラから販売されているPH/KHマイナスなどで硬度を下げてやると共に肥料が足りているか?光量が足りているか?などを確認してやると良いでしょう。 これとは別に草体が透明になって枯れてしまう場合もあります。ウィルスが原因とも言われていますが原因ははっきりしません。接触している部分から溶けが広がって行くので患部を見つけたら速やかに切除するのが最良です。発生する場合はやはり環境が徐々に悪化している可能性もありますので水換えなどの対処を行ってください。また水流が弱く停滞している部分に発生しやすい様なので水槽全体に水が回るようにしてやる事も重要です。 |
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