熱帯魚と水草のアクアリウムプロショップ DREAM THEATER | 更新日: |
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一般には掃除屋さんなどと呼ばれ親しまれているコリドラスの仲間。 水槽内では底砂にを吻突っこみ餌などを探している仕草からその様に呼ばれているのだろう。ではこのコリドラス達はいったいどこに生息していて、そしてどの様な所に生息しているのだろうか。それではまず生息地から紹介しよう。南米の広範囲に生息しており有名な所ではブラジルを始めコロンビア、ベネズエラ、ペルーなどである。次に生息環境であるが、当然種類によって様々であり私が今まで見た所で言わせてもらえば、まず底砂は細かい砂又土であった。そして水流は本当に様々でこれはあった方がよいのかどうかは分からない。次に水温であるが、よくコリドラスは低温の方が良いと言われるがこれも私の経験からすると、どちらとも言えない。 実際に温泉の様な所で採集した事もあるくらいだ。ただし低温の方が病気が出にくいので、その辺りからコリドラスは低温となったのかもしれない。最後にPH(ペーハー)であるが、生息地が南米のため中性より高くなければ何の問題もないだろう。 このコリドラス達は現在までに、ざっと100種類以上が存在しておりそして毎年のように新しい種類が発見され紹介されている。そんな種類の多さからかコレクションといった幅広い人気も持っている。さらにこのコリドラス達は他の魚との混泳での協調性があるのも人気の一つでもある。当然コリドラス達から悪さをする事はなく、逆に悪さをしない魚であれば混泳は何の問題もない。ただしコリドラスは底ものであるため、しっかりと餌がいきわたるように注意しなければならない。ではここからコリドラス達がどの様なルート(経由)でそしてどのような思いで私達の元までやってくるのかを説明しよう。 まず大きく分けて2つのルートがある。 1つ目は東南アジアやインドネシアそして国内での養殖された、いわゆるブリード個体と呼ばれるもの。 有名な所では、白コリ、赤コリ(アエネウス)、花コリ(パレアタス)である。そして最近多く見られるようになってきたのはCパンダ、Cステイバル、Cバイオレット(シミリス)、Cラバウティである。これらは養殖場から卸問屋→お店→家のルートでやってくる。そのため状態も良く低価格というメリットがあるのである。 次に2つ目のルートは逆に養殖されていない自然から採取されてやってくる。ワイルド固体と呼ばれるもの。店頭などでは先に出たブリード固体と共通の種類がる時はワイルド〜と書かれている場合もある。ではこのワイルドコリドラス達、初めに説明した通り南米に生息している事から単純に考え地球の裏側からやってくる。飛行機に乗る時間とその前後を合わせると、ざっとはこの中で40時間以上である。それだけでも大変な事であるが、まず自然で泳いでいるところを現地魚師に採集されて数日から長い時で収集間をかけ現地のストック場にやってくる。ここが俗に呼ばれている現地シッパーである。そしてそのシッパーより世界各地(日本も含む)へ送り出されるわけだが、これはあくまで大雑把のルールで大体はこれらの間にいくつか経由するのである。当然そんな中スレなどにより病気も出る事もあり、水質などもその都度かえる事から一番の問題はストレスである。 そんな思いをしてやってくるコリドラス達をどう思うだろうか。値段が高い安いではなく、しっかりと飼育していく方向で考え直してはいかがだろうか。 ※もちろんこんな思いをしているのはコリドラス達だけではありません。 |
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